素材が主役になる。「(ふつうの)マヨネーズ」を使った5つの料理アイデア
調味料には、素材の持つ味を引き立て、いつもの一皿を特別なものに変える力があります。けれども、忙しい日々の中では、なんとなくいつもの使い方で済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?
この企画では、(ふつうの)ショップで扱う調味料それぞれの特徴を知り、ふだんの料理に取り入れるアイデアを紹介していきます。
今回は「(ふつうの)マヨネーズ」。レストランクオリティの手作りマヨネーズを目指して生まれたこの一品は、強い酸味や塩味ではなく、素材本来の味わいを引き立てる優しい甘みが特徴です。そんな「(ふつうの)マヨネーズ」だからこそ活きる、5つの料理アイデアをお届けします。
(ふつうの)マヨネーズの特徴
「(ふつうの)マヨネーズ」は、一般的なマヨネーズに比べて、口当たりが軽く、たっぷり使っても胃もたれをしにくいことが特徴です。
まろやかで塩分や酸味が控えめなので、素材に寄り添い、味を引き立てることができます。まさに主役としても、脇役としても活躍できるマヨネーズ。そのまま付けて食べるだけでなく、ソースの材料として、炒め油として、下味として。料理のあらゆる場面で重宝する、レストランクオリティの調味料です。
(ふつうの)マヨネーズを活用した料理アイデア
【基本の使い方】サーモンと白身魚のマリネ
まず最初に挑戦したいのが、混ぜて漬けるだけの基本のマリネ。「(ふつうの)マヨネーズ」に醤油、にんにく、お酒を混ぜることで、サーモンや白身魚を漬け込むのにぴったりな、漬けダレを作れます。
「(ふつうの)マヨネーズ」はなめらかで塩分が少なく、油分が多いため、魚が油をまとってしっとりとした食感に。軽い口当たりの「(ふつうの)マヨネーズ」なら、ソースとして合わせてもコテコテにならず、素材の味を引き上げてくれます。
■調理のワンポイント
漬けダレを作るときは、醤油からではなく「(ふつうの)マヨネーズ」から先に入れるのがコツ。液体の中に、それよりも粘度の高いものを入れるとダマになりやすいです。先に粘度の高い「(ふつうの)マヨネーズ」を入れて、そのあとに醤油などの水分で伸ばしていくとなめらかに混ざります。
漬け込む時間が長いほど味が染み込むので、サーモンや白身魚なら2時間、マグロを使うなら1日ほど漬け込むのがおすすめ。塩分が控えめだからこそ、醤油と合わせても味が強くなりすぎず、調和した深い味わいに仕上がります。
【応用テク】トマトマヨバーガー
基本の使い方に慣れたら、次は炒め油としての活用も。「(ふつうの)マヨネーズ」で炒めた鶏そぼろにトマトを重ねて焼くと、ボリューム満点のハンバーガーの完成です。
鶏そぼろは、油の代わりに「(ふつうの)マヨネーズ」で炒めることで、ヘルシーな仕上がりに。バンズに鶏そぼろを乗せるときには、「(ふつうの)マヨネーズ」を薄く塗ることで具材の汁気がパンに染み込むのを防ぐ役割も。塩分が低く、軽い口当たりだからこそ、食材に直接塗っても味を邪魔しません。
■調理のワンポイント
鶏そぼろは、少し炒めてから塩と胡椒で味付けを。油が全体に絡んでから調味料を加えることで、味がしっかりとつきます。また、「(ふつうの)マヨネーズ」で炒めることで、鶏がやわらかくなり、豆腐のような口当たりになります。
【応用テク】焼きそば
「トマトマヨバーガー」で使用した鶏そぼろは、そのまま別の料理にもアレンジ可能。鶏そぼろに、「(ふつうの)マヨネーズ」で炒めた具材と麺を絡めれば、鶏肉の旨みが活きた焼きそばに。
この料理では「(ふつうの)マヨネーズ」が主役級の活躍。鶏そぼろと同じく油の代わりに「(ふつうの)マヨネーズ」を使って、具材や麺を炒めます。麺を入れたときに追加で「(ふつうの)マヨネーズ」入れると、麺がほぐれやすくなるほか、全体がまろやかな味わいに。
「(ふつうの)マヨネーズ」は酸味が少ないため、後味としてマヨネーズの味が強く出ることはありません。そのため、たくさん使っても口当たりが軽く、胃もたれしにくいのが魅力です。
■調理のワンポイント
鶏そぼろを炒めたフライパンに、そのまま「(ふつうの)マヨネーズ」を足して作るのがポイント。「(ふつうの)マヨネーズ」をたっぷり使うことで、コクが深くなり、味に厚みが出ます。また、「(ふつうの)マヨネーズ」と野菜の相性が良いこともあり、野菜を多めに入れることをおすすめします。
【意外な使い方】ホワイト唐揚げ
ここからは「(ふつうの)マヨネーズ」の意外な使い方をご紹介。鶏の唐揚げの下味に揉みこめば、お肉を柔らかくジューシーにする「ひと手間」に。
「(ふつうの)マヨネーズ」は、一般的なマヨネーズと比べると、酸味や塩味が控えめ。そのため、下味に使っても主張が強くなく、素材の味によく馴染みます。また、「(ふつうの)マヨネーズ」を使うことで、一般的な唐揚げよりも少し白くなり、見た目にも新鮮さが出ます。
■調理のワンポイント
下味として、生姜、にんにく、醤油と「(ふつうの)マヨネーズ」を合わせることがポイント。「(ふつうの)マヨネーズ」が入ることで、味がまろやかになります。また、「(ふつうの)マヨネーズ」を全体に馴染ませることで、鶏肉がやわらかくなることも期待できます。
【意外な使い方】フルーツ盛り&マヨネーズソース
最後は「(ふつうの)マヨネーズ」と生クリームを合わせるという新発想。フルーツ盛りにぴったりなデザートソースを作ることができます。
酸味と塩分が控えめな「(ふつうの)マヨネーズ」だからこそ実現できるアイデア。生クリームに、「(ふつうの)マヨネーズ」の程よい酸味を加えることで、フルーツの甘みと酸味を引き立てる味わいに。
■調理のワンポイント
生クリームは泡立てることで粘度が増します。生クリームと「(ふつうの)マヨネーズ」の粘度の差が小さいほど、よく混ざり、きめの細かいなめらかなソースに仕上がります。
「(ふつうの)マヨネーズ」の量は、生クリームの半量程度。ホイップクリームを使う場合は甘みが強いので、「(ふつうの)マヨネーズ」を多めにするとバランスをとることができます。また、フルーツと合えるだけでなく、砂糖を加えてフルーツグラタンにしたり、粘度を強めてピザソースに使ったりするのもおすすめです。
いつもの料理に、ひと足しの魅力を
いつもの料理に「(ふつうの)マヨネーズ」をひと足し。その軽やかさと馴染みやすさが、素材の味を引き立て、新しい料理の可能性を広げてくれます。ぜひ、あなたの食卓でも試してみてください。