市販の鍋つゆが変わる。(ふつうの)ショップの調味料で楽しむアレンジ鍋

#つかいかた

湯気が立ち上り、具材がぐつぐつと煮える音。冬の楽しみといえば、やっぱり鍋料理です。そんなとき、市販の鍋つゆは手軽で便利ですが、いつも同じ味になっていませんか?

そこで、(ふつうの)ショップの調味料を少し足すだけで、いつもの鍋が驚くほど大変身するアレンジ鍋をご紹介。家族や友人と囲む食卓で、「今日の鍋、いつもと違うね」と驚かれる瞬間。そんなちょっとした特別感が、冬の食卓をもっと楽しくしてくれるはずです。

今回は、豆乳鍋、トマト鍋、キムチ鍋の3つの市販の鍋つゆを使ったアレンジと、(ふつうの)ショップの調味料で作る和風カレー鍋。この記事を参考に、ぜひ試してみてください。


【定番鍋にちょい足し】豆乳鍋

豆乳系の鍋つゆに、「(ふつうの)マヨネーズ」「(ふつうの)胡麻だれ」「(ふつうの)醤油」を加えた、コク深い豆乳鍋です。

「(ふつうの)胡麻だれ」を入れて胡麻の風味を重ねることで、豆乳の豆の味がしっかりと感じられるように。ただし、それだけでは甘みが強くなってしまうため、マヨネーズのやさしい酸味と醤油の塩気で味を引き締めるのがポイントです。

具材には鮭やじゃがいもを合わせると、北海道の大地を思わせる豊かな味わいに。締めには玄米を入れると、豆乳のクリーミーさと玄米の香ばしさが絶妙にマッチします。


【定番鍋にちょい足し】トマト鍋

トマト系の鍋つゆに、「(ふつうの)ポン酢」「(ふつうの)マヨネーズ」「(ふつうの)ドレッシング」を加えた、エスニック風のトマト鍋です。

「(ふつうの)マヨネーズ」をベースに「(ふつうの)ドレッシング」で油分とコクを足しながら延ばして、「(ふつうの)ぽん酢」で仕上げます。マヨネーズのワインビネガー、ドレッシングのぶどう酢とりんご濃縮果汁、ぽん酢のゆず果汁と、異なる系統の酸味を重ねることで味わいに奥行きが生まれ、トマトの甘みがエスニックな風味に変化するのがポイントです。

具材にはベーコンを選ぶのがおすすめ。ベーコンの油分がスープに溶け込み、さらにコクが増します。締めはスパゲッティにすると、イタリアンな雰囲気も楽しめます。


【定番鍋にちょい足し】キムチ鍋

キムチ系の鍋つゆに、「(ふつうの)胡麻だれ」「(ふつうの)ぽん酢」「(ふつうの)醤油」を加えた、まろやかなキムチ鍋です。

キムチ鍋はピリッとした辛さと酸味が特徴ですが、そのままでは辛味がとがって感じられることも。そこで「(ふつうの)胡麻だれ」と「(ふつうの)ぽん酢」でコクと甘みを加えることで、辛味に厚みと丸みを持たせます。最後に「(ふつうの)醤油」で日本の出汁風の味わいを加えつつ、塩分を補うのがポイントです。

具材には豚バラ肉や、油揚げ、切り干し大根などスープを吸う食材を加えることで、旨味が具材にしっかりと染み込みます。締めはそうめんがおすすめ。スープをしっかり吸ったそうめんは、キムチの旨味を余すことなく味わえます。


【オリジナル鍋に挑戦】和風カレー鍋をご紹介

最後は、市販の鍋つゆを使わず、(ふつうの)ショップの調味料で作るオリジナルの和風カレー鍋です。

「(ふつうの)出汁」をベースに、「(ふつうの)マヨネーズ」「(ふつうの)ケチャップ」「(ふつうの)胡麻だれ」「(ふつうの)醤油」、そして市販のカレー粉を組み合わせて作ります。

「(ふつうの)マヨネーズ」と「(ふつうの)ケチャップ」によって油分とトマトを足すことで、トマトを煮込んだようなカレーをイメージ。この二つを多めに入れることで味の土台をしっかり作り、そこに「(ふつうの)胡麻だれ」でコクを重ね、「(ふつうの)醤油」で塩味を加えると、スパイシーでありながらまろやかな、和風の優しい味わいに仕上がります。

一番の特徴は「(ふつうの)出汁」のしっかりとしたかつおの香り。この出汁の存在感がカレーのスパイスに負けることなく、和の風味を際立たせます。出汁の香りとカレーのスパイシーさが調和することで新しいカレー鍋が生まれます。


鍋は、スープを楽しむ時代に

市販の鍋つゆに調味料をプラスするだけで、いつもと違う鍋の楽しみ方が広がります。

具材をタレで食べる時代は終わり、これからはスープそのものを味わう鍋へ。(ふつうの)ショップの調味料が、冬の食卓をもっと豊かにしてくれます。

もちろん、鍋に直接調味料を入れずに、小皿によそってから調味料を足すのでも問題はありません。一緒に食べる人の好みに合わせて調整するといいでしょう。ぜひ、あなたの食卓でも試してみてください。


この記事を書いた人
早川大輝

1992年生まれ。Web系編集プロダクションから独立後、フリーランスの編集者・ライターとして活動しながら、最近ではYouTubeやPodcastのディレクションも。企業のオウンドメディアのほか、ドラマ・お笑いなどのエンタメや食にまつわるコンテンツ制作を行う。
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Instagram: @uron_oolong

渥美圭

1985年生まれ。20代前半よりF DESIGN OFFICEでグラフィックデザインに携わる。2015年にBLK株式会社を設立。デザイン、写真、映像の枠を越えながら、2020年に写真館「Beatnik Photo Studio」を開業。広告から家族の記憶まで、幅広い表現を手がける。
Instagram: @beatnik_ps

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